10月31日付けで公表された、日本大学の薬物事件対応に係る第三者委員会の調査報告書を読んでみた。 2023.11.06

谷村 昭次

2023年11月06日 13:42

 去る、10月31日付けで公表された第三者委員会報告書を読み込んでみました。


 


 いわゆる、2022年からの日本大学のアメフト部、薬物事件の対応に係る、
 公共性の高い学校法人としての信頼性を損なう事態を乗じるとして、
 第三者委員会による調査報告が2つ公表されました。
  その内、要約版24ページを読み込んでみました。。。


 公表資料は無断転載はできません。
 報告書で示されている文言から、特に印象にに残る表示の一部を引用して考えてみると、
 本件のように公共性の高い学校法人のカバナンス(組織統治あるいは統制)に問いかけられる
 事項にだけではなく、


  ◎公共そのもののを担う、行政機関である高山市行政運営にも通じることはないのかと
 思いが巡るほどのことも少なくないところであろう。


 ※私的な要点整理
 ① 法令による法規範、コンプライアンス上、カバナンス上の問題点を検証できているのか。
 ② 世の中の常識からは乖離した自説を述べ続けて、その妥当性を肯定する発言をする。
 ③ 不都合な情報には目をつぶり、得られた情報が自分に都合よく、解釈し、自己を正当化する姿勢。
 ④ 明白な虚偽にならない範囲で、事実をできる限り、萎小化を行ったと評価せざるを得ないことはないのか。
 ⑤ 事実関係を徹底的に究明すること。
 ⑥ その情報を包み隠さず開示すること。
 ⑦ 責任の所在を明確にし、改善策を施すことが肝要である。
⑧ 組織としての上位者たが不適切な運営における制御、牽制がされてこそ、適正な
    カバナンスが実現できること。


 自戒の念をく踏まえて、噛みしめていきたいものであ。。

  
 そういえば、思い起こせば、「「株式会社 高山市」」と念頭挨拶をした市政運営のフレーズを
 数年前に聞いたこともおもいだしましたけれども・・・

 なお、高山市における「「自治基本条例」」の議論が進んでいるようですが、上記①から⑧の理念が
 しっかりと実効される市民の期待があります。
  9月定例会での不適切な条例解釈と適用に見られるような、事象にも市民指摘がなければ
 制御できていない様では不安と不信は打ち消せられないと思うところでもあろう。



 さて、違うことになりますが、
  岩石は固まりですが、・・・・年月が経つと、石の性質によっては、包丁で切り目を仕入れた
 ような、切り目がクッキリとした、平らな平石が産出するものもある。。
  写真はまさに、きの切れ目がはっきり見え場所でした・・・


 

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